工務店で土地探し、メリット・デメリットを紹介

地域密着の土地情報の提供や施工には確かな強み!
はじめよう土地探し!工務店編

地元の土地情報はあっても、広域の土地情報はない

家づくりを専門とする工務店。地元での施工が多いため、地域の情報には強く、事務所のあるエリア内の土地情報を提供してくれるケースもあります。ただ、営業所を全国各地に持ち、土地情報を広域にわたって抱えているというわけではありません。

似たような雰囲気のエリアに、広くリサーチの目を一気に向ける「エリアずらし」のパートナーとしては、力不足です。逆に「埼玉県限定」の土地探しや「日野市」のエリアずらしや「あきる野市」のなかでの住環境を知りたいということであれば、「高幡不動尊の参道にあるお肉屋さんのコーンクリームコロッケがオススメ」といった地元ならではの豆知識を教えてくれたりもします。

土地探しを工務店で行う際のメリットとデメリット

土地探しを工務店で行う際のメリットとデメリットをまとめると以下の通りになります。

工務店で土地を探すメリット

土地探しの段階から資金計画が立てやすい

土地探しを工務店で行ったときの大きなメリットが、この資金計画の立てやすさです。工務店ならば、「建てたい家はこんな感じ」と伝えることで、建物にかかるおおよその総額は分かります。建物にかかる総額が分かることで、土地の購入に充てられる予算の目安もつきやすくなります。

建てたい建物から適した土地探しが行える

どのような建物を建築したいのか明確に決まっているのであれば、工務店で土地探しを行うのは大きなメリットがあります。工務店に希望する建物の概要を伝え、設計を行った後に、その建物を建てるのに適した土地を探すという方法がとれます。建物に合わせて土地を探すのか、土地に合わせて建物を建てるのかというのは大きな違いがあります。

予想外のコストがかかったり、家が建たなかったりというリスクを軽減できる

工務店に土地探しを行ってもらうことで、当然ですがその土地に「建築基準法上の問題はないのか」「希望どおりの家が建つのか」「余計なコストがかかることはないのか」という点などを法規的、土地の条件的な面からプロの目によって事前に調査してもらえます。土地を購入した後に、希望する家が建たないというようなリスクを限りなく軽減することができます。

窓口が一本化できる

土地の購入、建物の建築・設計などの窓口を一本化できるので情報の入手が楽になります。

場合によっては仲介手数料を浮かせることもできる

地元で長い事営業しているような工務店の場合には、当然ですがそのエリアの不動産仲介業者と顔なじみであるケースが多くあります。長年付き合いのある不動産仲介業者を通すことで、本来必要となる仲介手数料が安く済むこともあります。

工務店で土地を探すデメリット

最後までその工務店に依頼する覚悟が必要

工務店の本来の仕事は建物を建築することです。土地探しから工務店に行ってもらった場合は、工務店が見つけてくれた土地を購入した後に、「建物はやっぱりこちらの工務店にお願いする」といったような変更は難しくなるので(道徳的にも心理的にも)、土地探しを依頼した工務店で最後まで建築をお願いするという覚悟が必要になります。

土地購入をせかされる場合もある

工務店は家を建てることで利益をあげています。お客さんに土地を探して購入してもらうことでは利益は出ません。そのため、早く家を建ててもらうためにも、どうしてもお客さんに土地購入を急かしてしまう傾向があります。じっくりと理想の土地を探したいという人には、工務店での土地探しはあまりおすすめではありません。

工務店は土地探しのプロではない

工務店は土地探しのプロではありません。地元で長年営業しているような工務店なら、なじみの不動産仲介業者から出回っていない土地の情報を教えてもらえることもあるかもしれませんが、基本的にはインターネット上に出回ってしまっているような、誰もが入手できる情報しか手に入れることができません。そのため、いわゆる掘り出し物のような「良い土地」を見つけたいなら、工務店での土地探しはあまりおすすめではありません。

工務店と設計事務所・ハウスメーカーを比較

  

工務店と設計事務所の比較

  

設計事務所に相談する場合のメリットは、家を建てることを優先に考え、その理想とする家を建てることのできる土地を探してくれることです。もちろん、工務店であっても親身になって土地を探してくれます。しかし、家の設計を行うのは設計士です。設計のプロの意見を取り入れながら土地を探すことができる点は工務店で土地を探す際に大きく異なるポイントになります。

  

工務店とハウスメーカーの比較

  

一方、ハウスメーカーで土地を探してもらう場合は、土地と建物をセットにした予算額で土地を探すことが出来るので資金計画が立てやすくなります。また、土地の法規などを事前に調査をしてくれるので、希望している家が建たない土地や見えないコストが潜んでいる土地を買わずにすむのもポイントです。

家づくりは完全自由設計でも在来工法が基本

総じて手堅い家づくりになりますので、自由度の高い設計をお願いしたい、理想のマイホームを手に入れたいと思っている方は要注意。準防火地域で余裕のある家づくりをしたいなど、要望によっては極端に見積もりが跳ね上がるといった心配もあります。

しかし、工務店の最大の利点は、自社設計・自社施工と設計と施工を一貫して行なっている会社が大半だということ。終始一貫して1社でサービスをまかなえるのでアフターフォローもしっかりしており、コミュニケーションが取りやすく、ちょっとした増改築に応じてくれます。会社の規模にもよりますが、ずっと同じ担当がついてくれることもあり、気楽に相談できることは、これから生活する上で心強い味方になってくれます。

つぎに利用する建材や設備などが商品化されているところが少なく、家づくりに自由度があること。家族全員のリクエストに比較的答えてくれます。そのエリアや地域のルールや気候・交通事情など地元ならではの家づくりを行えます。

またコスト調整で全体の家のランクを下げるといったやり方ではなく、キッチンだけはしっかりしたものを入れたい。その代わり居間は安い部材でまかなう。といった力を入れるところ、コストを下げるところを自由に決められることができるのも工務店の良いところ。

こういった地域密着のきめ細かいサービスが工務店の特徴と言えます。

工務店が向いている人は?

不動産会社は土地を販売することを目的にしているのに対し、工務店は、その土地の上に家を建てることを想定して、土地探しを手伝ってくれます。これが工務店で土地探しをお願いする大きなポイントの1つです。また、地元の情報にも詳しいという点もポイントのひとつ。実家の隣に土地を持っているなど、住むエリアが具体的に決まっている人であれば、地元の工務店に施工をお願いしてみてもいいかもしれません。

ただ、距離の離れた複数の候補地から土地探しをスタートする相談相手としては、物足りない可能性も。

しかし最近では地域限定の豊富な知識を活かし、土地探しからマイホームまでを考慮に入れた工務店も多くなっております。地域限定がゆえの特性を大いに活かし土地探しセミナーを行なっている工務店も存在します。

さらには地域密着のエリアずらし。例えば、最寄駅だと狭小住宅血しかないが、徒歩30分と遠いところだど、名物商店街と公園があり、有名な進学塾があるお宝物件を紹介してくれれる場合もあります。

「土地探し セミナー」で検索してみて、自分が知りたい情報と自分のエリアでセミナーを開催工務店や不動産仲介がありましたら、参加してみてください。無料セミナーも多くありますので、内容を確認の上参加を検討してみてはいかがでしょうか?

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