住環境で選ぶ大阪・大阪近郊の土地探し

市街地から郊外まで!魅力的なエリアが満載の大阪での土地探し

東洋のマンチェスター・大阪

大阪はかつて東洋のマンチェスターと呼ばれたほど、日本で最も栄えていた街になります。今でも日本で東京に次ぐ大都市である点には変わりがありません。

魅力的なエリアが市内を中心にいっぱい

市内にも歴史のある魅力的な町が豊富にあって、環状線の沿線や内側には、梅田、天王寺、京橋、中之島、難波など全国的に名前を知られるようなエリアが密集しています。

魅力的な町が郊外にも広がる大阪

大阪市外に目を向けても、政令指定都市の堺市、人気のベッドタウンである豊中市や吹田市、枚方市、箕面など、魅力的な住環境エリアがいっぱい。郊外の河内長野やりんくうタウンのある泉佐野市なども人気を博しています。

まずは理想のライフスタイル、住環境をはっきりとさせる

ただし、大都市だけに、土地が余っている。土地探しに困らないということはありません。むしろ、ひとつのエリアにこだわっていたら、永遠に理想のマイホームを建てることは出来ないかもしれません。大阪の土地探しで無駄に迷わず、効率よく土地探しを行うには、まず自分の理想とする住環境やライフスタイルをはっきりとさせてください。その上で、その理想の暮らしが実現できる街の選択肢を増やし、探していきましょう。

大阪ベイエリアの住環境と現状の防災意識とは

ここでは、大阪市此花区・港区・大正区を「大阪ベイエリア」と表現して、住環境や防災意識について解説します。

大阪ベイエリアの今昔

大阪ベイエリアの様子は、1980年頃を境に大きく変化しています。 1980年以前の大阪ベイエリアは、造船所や鉄工所など、海に関連する施設や工場で働く人々の職場と住居が存在する「職住一体」の土地でした。
海に近いこともあり、昭和9年には室戸台風、昭和25年にはジェーン台風、昭和36年には第2室戸台風など、幾度も大規模な水害に見舞われている土地でもあります。
当時大阪ベイエリアで働いていた人たちは、頻発する水害に備えるため自発的に「水防団」を結成し、住民として自ら自分たちの住む街を守ってきました。

しかし1980年以降、産業構造の変化により、造船所など港湾の商業・工業施設は急激に減少していくこととなります。職場がなくなったことで「職住一体」の土地でなくなった大阪ベイエリアは、都心へのアクセスの良さや交通の便の良さなどから、高層マンションや戸建て住宅などがひしめく「ベットタウン」へと姿を変えていったのです。
自分たちの職場と住まいを守る、という意識を持つ住民層は減っていき、防災に対する意識は低下傾向にあることが報告されています。
しかし大阪ベイエリアは、近い将来起こるとされている南海トラフ地震などの大地震の際、大規模な津波被害を受けると予測されている地域です。
被害を最小限に食い止めるためにも、住民の防災意識の向上や防災ネットワークの構築が急務であると言えます。

大阪ベイエリアの防災対策の現状

大阪ベイエリアには、台風などによる大波や高潮、津波の被害を防ぐ堤防として大阪市港湾局所管の防潮堤が59.8kmに渡って設置されています。さらに水門は8基、防潮扉は354基が用意されています。
防潮堤の所々には、出入口や通路として通行できるように途切れさせてある箇所がありますが、ここは増水時になると防潮扉で塞がれます。

これら防災施設の閉鎖・開放の判断は、おもに地域の水防団長や団員が行います。
しかし水防団の役割は、このような重大な決定を下すだけではありません。平常時から堤防を見守り、洪水や津波または高潮などの水害が発生した際の被害を最小限に留め、住民の命と財産を守ることがおもな役割であり目的と言えるでしょう。
残念なことに大阪ベイエリアに限らず、全国的に水防に対する意識は低下傾向にあります。さらに水防団員の高齢化や人数の減少も全国的な問題であり、大阪ベイエリアも例外ではありません。
水防に関して重い責任を担う水防団の次世代の担い手を確保することと、地震だけでなく水害への防災意識も高めることが当面の課題となるでしょう。

大阪ベイエリアの住民の属性と防災意識

では、そんな大阪ベイエリアに実際に住んでいる住民の属性や防災意識について、2015年に実施したアンケート調査の結果をもとに解説しましょう。

有効回答のうち、60歳以上の高齢者の割合は51.4%と、半数以上を占めています。
勤務地や通学先については、大阪ベイエリアに通勤・通学している人が26.8%、西区・北区・中央区などの都心に通勤・通学している人が16.1%、その他の地域に通勤・通学している人は18.8%です。
一昔前より割合は減少しているものの職住一体型の暮らしをする住民と、都心やその他の地域への通勤型の住民が居住していることが分かっています。

大阪ベイエリアの住民の特徴的な点として、72.4%の住民は大阪ベイエリアまたはその近隣に居住歴があり、他県や他地域からの転入者の割合が低いことがあります。
大阪ベイエリアに転居したいきさつも、「職場に通いやすい」と答えた人が39.4%、「交通の便が良いこと」と答えた人は32.6%、「生まれ育った場所だから」という人も31.4%と、利便性の良さや大阪ベイエリアへの愛着という理由が多数を占めています。

一方、大阪ベイエリアに住む上での不安要素も回答されています。
10個の質問の中から、当てはまる項目をすべて選んでもらったところ、「津波などの水害による被害」は72.0%、「埋め立て地であるための地盤の弱さ」は51.4%、「水害から逃れるための避難施設」は49.1%であることから、住民は水害に対して少なからず不安を感じていることが分かります。
そんな住民の防潮堤・防潮扉の認識については、「防潮扉も防潮堤も知っている」は65.7%である一方で、水防団については「知らないし、聞いたこともない」は45.0%、入団への意欲について「入団したくない」は84.0%にものぼっています。

総合的に見て、大阪ベイエリアの住民の水防に関する意識は希薄で、自衛意識も低くなっている傾向が明らかになりました。
防災意識の向上や積極的な防災コミュニティへの参加、また若い世代への水防意識の伝承という大きな課題を認識させるアンケート結果となっています。

【参考文献】大阪ベイエリアにおける住環境と防災意識に関する研究

リストに挙がった街に土地を探す

実際に候補の街のリストができたら、それらの土地で土地探しをしましょう。その方が情報の選択肢が増え、理想の土地が見つかる可能性が高まるからです。

とはいえリストアップの作業も大変…。そこで今回は大阪府内にある人気な街並みの一例を、住環境別に整理してまとめてみました。もちろんこれは一例にすぎません。土地探しのセミナーなどに行き、住環境から探す土地探しを質問し、情報収集をしましょう。

リストアップのテーマは全部で8つ。レジャー施設が充実したベッドタウンや、商店街の充実した下町、アーバンライフを満喫できる大都会の町など、テーマごとに該当する町を各4つずつ整理しています。ライフスタイルに合わせた環境から職場の位置や予算などを考慮しつつ、「こんな街に住みたい」というイメージがはっきりしてくれれば幸いです。ぜひとも役立ててみてください。

静かな街に住みたい。住宅街の土地探し

【大阪・豊中から始める土地探し】
大阪・大阪近郊で静かな街に住みたい方のための土地探し術

豊中→高槻→羽曳野→河内長野

大阪は人口密度の高い街で人々がエネルギッシュに暮らしている印象がありますが、もちろん静かな住宅街もあります。日当たりのいいのんびりとしたベッドタウンで暮らしたいなら、梅田へ17分のベッドタウン豊中、同じく梅田へ東海道線で20分の高槻、古墳と緑がいっぱいの郊外都市・羽曳野、空気が奇麗で自然を満喫できる河内長野などが挙げられます。

子供と遊べるレジャー施設豊富エリアの土地探し

【大阪・吹田から始める土地探し】
大阪・大阪近郊で子供と遊べるレジャー施設豊富なエリアの土地探し術

吹田→箕面→大阪市鶴見区→枚方

大阪にはレジャー施設が充実した町もたくさんあります。万博記念公園などレジャー施設豊富な吹田、アウトドア派には最適な箕面、市街地に大きな緑地公園がある鶴見区、ひらかたパークが近所のベッドタウン枚方などです。

商店街が残る、下町エリアの土地探し

【大阪・福島から始める土地探し】
商店街が残る大阪・大阪近郊の下町エリアの土地探し術

福島→住吉→蒲生→都島

大阪には商店街の残る下町がたくさん。5つの商店街がにぎわう福島区、区内に合計8カ所の商店街が充実する住吉、人口密度の高いエリアに4つの商店街が栄える城東区、桜通商店街を中心に下町風情のある都島など。さまざまです。

便利な町に住みたい。ショッピングモール近くでの土地探し

【大阪・阿倍野区から始める土地探し】
生活に便利な大阪・大阪近郊のショッピングモール至近の土地探し術

阿倍野区→中之島→堺市→りんくうタウン

ショッピングモールの充実したエリアも大阪には多いです。例えばあべのハルカスを中心に数々のショッピングモールが栄える阿倍野区、周囲は全てショッピングエリアという立地の中之島、政令指定都市の堺、関西国際空港の玄関口で敷地にはアウトレットもある、りんくうタウンなどですね。

都心へのアクセス豊富なエリアの土地探し

【大阪・千里中央から始める土地探し】
大阪市内へのアクセス豊富なエリアの土地探し術

千里中央→中百舌鳥→学園前→大日

少し郊外にあっても、大阪市内へのアクセスが便利なエリアもあります。例えば御堂筋線の始発駅で大阪モノレールも通る千里中央、御堂筋線の逆側の始発駅で3つの沿線が交わる中百舌鳥、特急や快速急行で大阪へもラクラクの奈良県の学園前、地下鉄谷町線の始発駅で梅田、天王寺まで一本で行ける大日などが挙げられます。勤務先などを考慮しながら、検討してみてください。

都心に住みたい!アーバンライフを満喫する土地探し

【大阪・福島から始める土地探し】
都心に住みたい!アーバンライフを満喫する土地探し術

福島→天神橋筋六丁目→京橋→都島

せっかくなら大阪の中心部で大阪暮らしを満喫したい方も多くいるはず。梅田まで徒歩圏内で中之島も近い福島、梅田も至近で日本一長い商店街がある天神橋筋六丁目、大阪ビジネスパークも大阪城も目の前で環状線の主要駅である京橋、京橋と梅田も等距離で中心部にも自転車通勤できる都島などが考えられます。

大阪で人気の土地の相場と特徴は?

大阪で人気の土地は数あれど、大阪市が突出して高い地価相場です。これは商業施設やアクセス面など、優れた住環境によるものといえます。一方で治安面では、人が集まるところの常で悪いと言ってよいでしょう。大阪市以外にも自然に恵まれた治安の良い、ファミリー向けのエリアも多いので、家族構成で選択していって下さい。

大阪市

大阪市は広いので、地域ごとに特色が分かれているのに注意が必要です。ファミリー層の比率が高い地域は、鶴見区・大正区・平野区・西淀川区です。治安も良好なので、ファミリーで住む場合はこの地域から選ぶとよいでしょう。逆に、浪速区・西成区・中央区・北区は一人暮らしの割合が多く治安もあまり良くないため、ファミリー層にはおすすめできない地域となっています。

土地相場

69万6030円/m2

230万0925円/坪

吹田市

治安が良く、公共施設が充実していて人気が高い吹田市。交通や買い物の利便性も高く、神戸や京都など他府県へのアクセスも抜群です。住宅の供給が増えるとともに、ファミリー層が増加しているデータもあります。子育てに向いた地域といえるでしょう。街の特徴として坂道の多さが挙げられており、自転車や徒歩での移動は少し苦労することも。可能であれば、マイカーの所有も検討しておきたいところです。

土地相場

24万2457円/m2

80万1511円/坪

豊中市

緑地公園といった自然に恵まれた地域が豊中市。梅田駅まで近く、利便性の高さから人気あるエリアです。教育に力を入れていて、他の自治体よりも積極的な姿勢が特徴。保育士や保健師が訪問して育児の悩みを聞き、アドバイスや相談をしてくれる「こんにちは赤ちゃん事業」も行なっています。地域全体が子育てを後押ししてくれる環境といえるでしょう。ファミリーにおすすめのエリアです。

土地相場

22万9085円/m2

75万7308円/坪

池田市

自然豊かで空気の良さが評判の池田市。公園や子育て支援も豊富で、子育てコミュニティもある地域なのも安心できるポイント。公園も数多くあり、子育てに良い環境です。国立の小学校があり、教育について安心できます。地域の特性として住宅街は山の傾斜に沿うように建っているので、車や電動自転車がないと買い物は不便と言われています。住む場所の情報をしっかりと確認しておくのがおすすめです。

土地相場

20万2092円/m2

66万8075円/坪

茨木市

茨木市は阪急東中央商店街があり、飲食店やアパレルショップが充実しています。東と西で街の特色が変わり、東側は買い物や食事に困らないエリアです。西側はオフィスビルが多く、ファミリー向けの住宅が豊富。警視庁のデータを見ると、犯罪発生率も低く治安の良い地域といえます。街灯が多いので夜も安心です。生活便利な街ですが、通勤や通学で電車が混み合い、車の交通量が多いのがネックといえるでしょう。

土地相場

18万3507円/m2

60万6637円/坪

箕面市

教育と福祉へ積極的な取り組みを行なっている箕面市。身障者の受け入れや教育への姿勢は市民から高い評判を得ており、子育てに適した環境です。平成20年には大阪府公立小学校で初めての小中一貫校を開校と、教育の新しい試みも行われています。治安も良いので、ファミリー層から好評を得ているのも特徴。車以外での交通アクセスは、若干不便な面があるためマイカーを基本と考えておきましょう。

土地相場

18万1028円/m2

59万8442円/坪

高槻市

JRと阪急沿線にあり、京都や大阪市内へのアクセスに優れている高槻市。駅周辺は商店街や百貨店などもあり、日常生活で不便を感じないエリアです。各駅からのバス移動も利用しやすいのが嬉しいところ。また、ゴールデンウィークの時期には高槻ジャズフェスティバルが開催されるなど、イベントも充実しています。鉄道の移動が充実している反面、交通量と道路の大きさが見合わないため、渋滞が起きがちなのが難点です。

土地相場

16万8675円/m2

55万7604円/坪

守口市

守口市は大阪駅や天王寺駅まで、乗り換えなしで行けるアクセスの良さが魅力。駅周辺はさまざまなスーパーがあり、買い物を楽しめる環境です。高層マンションもあり、ファミリー層が増えつつあります。大通りの交通量による排気ガスが多く、子どもの安全に注意が必要です。守口駅周辺は人が集まるスポットのため治安面の不安も。ファミリー層の場合、住む場所は駅前以外がおすすめです。

土地相場

16万7444円/m2

55万3535円/坪

摂津市

摂津市は落ち着いた雰囲気で、子育て世帯が増えている街です。駅周辺は高層マンションが建ち、道の整備が進んでいるため安全に子どもと出歩けます。個人経営の店は多いのですが、カフェやチェーン店が少なく、外食は他の場所へ出かけることになります。街中は坂が多いため、移動は電動自転車や車が基本。また、細い道が多いので、車の運転は気をつけなくてはいけません。

土地相場

16万6958円/m2

55万1928円/坪

東大阪市

花園ラグビー場があり、ラグビーの街として知られている東大阪市。多数の駅を市内に持ち、難波・大阪・奈良などへアクセスしやすい街です。商店街が広がり、下町の様子を見せる布施は人情味のある町として知られています。子育てで注意したいのは治安面。東大阪市は東西で治安の差がはっきり出ているとされ、全体的な犯罪発生率は大阪の別エリアに比べて高い傾向にあります。確認は忘れないように心がけておきましょう。

土地相場

15万5722円/m2

51万4785円/坪

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