土地購入時の手付金ってなんだろう

土地購入の手付金について解説

土地購入時に発生する「手付金」。現金で支払うことや、払えない場合はどうするか、手付金が返ってくることなど、意外と知らないことも多いのではないでしょうか。ここではそんな手付金にはどのような種類があり、どのくらいが相場であるかなど、土地探しにおいて事前に知っておくべき情報を解説します。

土地購入における手付金とは?

手付金とは、土地購入の売買契約時に、一部先払いで売主に払う代金のことです。決済するのは引き渡しの時ですが、決済まで1~2か月は時間が空くため、そこで売買契約した証明にお金の一部を「手付金」という形で先払いします。

手付金は3種類あります。

・証約手付

土地購入の売買が成立したことを証明する為の手付。

・解約手付

買主か売主のどちらかが契約解除した場合の保険の為の手付。

・違約手付

契約違反が見つかった場合の違約金。

以上の3種類です。証約手付が最も利用されている手付です。

手付金と頭金の違いは?

頭金とは、ローンを組んだ時に一部のお金を現金で先に支払うお金のことです。例えば、3,000万円の土地を購入した場合、500万を現金で支払い残りの2,500万円をローンでの支払いにすると、頭金は500万円ということになります。一方、手付金は、「売買契約時の契約成立の証拠のお金」となるため、頭金とは性質が異なります。つまり「頭金0」で土地を購入したとしても、別途手付金が必要となり、現金の準備が必要になるということです。頭金は、多く払えば借入額が少なくなり、ローンの返済が楽になりますが、手付金はローンに含まれないため、ローンの返済額に影響はありません。

手付金の相場は?

手付金の金額は売買代金の20%以内と法律で決められています。金額は売主と買主の間で決めますが、一般的な相場は売買代金の5~10%と言われています。売買代金が3,000万円なら、150~300万円が相場です。 高額に設定すると解約したい時に大変ですし、低額だと解約されてしまうかもしれないので、簡単に売買契約が破棄されない程度の金額がおすすめです。

手付金が用意できない場合の対処法は?

冒頭でもお伝えしたように、意外と知られていない手付金。土地購入の為に頭金を用意している方はいても、手付金を用意している方は少ないといわれます。頭金を用意していたならそこから払えばよいですが、頭金が0円でフルローンを考えている方には、手付金の150~300万円はとても払える額ではありません。その場合はまず、第一に売主と相談することです。ケースにもよりますが、10万円程度の手付金でも大丈夫な場合もあります。それでも手付金が足りない場合は、親や親せきなどからお金を工面してもらい対応するか、ローンとは別途に現金を借りる、住宅ローンに組み込む、などの対応方法があります。

手付金がどうしても足りない場合は?住宅ローンには含められる?

手付金がどうしても足りない場合は、金融機関のカードローンを利用する方法もありますが、カードローンを利用することで、住宅ローンの審査が不利になってしまうこともあるのでおすすめ出来ません。手付金などの諸経費を住宅ローンに組み込むことも出来ます。しかし、金融機関によっては割高な金利を取られる場合もあるのでよく調べてから住宅ローンに組み込んで下さい。

手付金は現金じゃないとダメ?

手付金は基本的には現金で用意します。例えば日曜日に契約をするとします。金曜日に振り込むと入金されるのは月曜日です。そうするとタイムラグが生じてしまうので、現金で手付金を支払うのが一般的です。お金の準備をする時は、ATMでは1日の引き出し上限があるので、銀行の窓口で現金を引き出すなど、余裕を持って準備しておくと良いと思います。

手付金は返ってくることも?

手付金が返ってくることもあります。

ローン特約が適用される場合

住宅ローンを組む時に審査に通らなかった場合は、ローン特約が適用さて、手付金が返還されます。

売主が契約放棄

売主が契約をやめたいと申し出て来た場合は、手付金が返還されて、手付金と同じ金額を売主は支払います。例えば100万円の手付金なら、200万円返済されるということです。

売主が契約違反

売主が契約違反をした場合は手付金が返還されます。その他に、売主は売買金額の10%から20%の罰金を支払うことになります。

土地購入や住宅ローンにおける「手付金」にまつわる実際にあった質問

土地購入時に支払う手付金。お金のことは知り合いには相談しづらいですよね。1人で悩んでいても解決しません。大きな買い物なのでみんな不安があり、悩みはみんな同じです。他の方のお悩みを具体的に見て行きましょう。

土地と家で約3500万円を予定しているA子さんのケース「手付金を含めたローンは組めますか?」

質問:

良い土地を見つけたので、見積もりを出してもらいました。そこで気になったのが土地の手付金でした。夫婦合わせての年収は700万ほどです。車のローンなどの支払いはほぼなしです。土地と家で3500万ぐらいです。最初の手付金など諸費用を住宅ローンとして合わせて組むことは可能なのでしょうか?

回答:

土地と家で3,500万として、3,500万の住宅ローンを組むなら、手付金が100万の場合、この手付金の分まで借りることが出来ます。しかし、住宅ローンを借りるのは、契約の後になります。手付金は契約の時に支払うので用意する必要があります。用意が難しい場合は売主様と話し合って下さい。ただし、1万円にすると、売主様も買主様も1万円で契約解除できるので、良くないです。売主側との交渉になりますが、30万~100万円位になると思います。

中古マンションの購入を考えているB子さんのケース「売主の希望する手付金が準備できない場合は諦めるべきでしょうか?」

質問:

土地の購入を考えていますが、1つ問題があり、売り主側の条件で、「手付金10%以上」だと言われまた。住宅ローン2400万円の融資の審査は、通っていますが、自己資金50万円ほどしかないことを伝えると 売り主に「大丈夫?」と心配され、他の人と契約してしまうのではと不安です。

回答:

融資が通っていることを伝えて、手付金の減額をお願いしましょう。売主が手付金の額を増やしたい理由は、契約解除の不安を減らす為です。安易な理由で契約解除をする買主がいるので、そのリスクを減らす効果があるからです。その他に売主の個人都合でまとまった現金が早急に必要な場合もあります。まず仲介業者に事実確認をしてみましょう。買主があれこれ詮索しても事実はわかりません、仲介業者に事実確認することが最優先事項だと思います。

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