土地探しの優先順位

土地探しの優先順位を考えながら自分の好きな環境を選ぶ方法

土地探しをするとなると、何から始めて良いか分からないという方も多くいるでしょう。建てたい家の大きさや住みたい環境、予算を合わせると、どうしても気に入った土地が見つからず、妥協してしまう部分が出てきてしまうかもしれません。しかし、諦めてしまう前に、しっかりとした計画をたてて自分の希望通りに沿ったものを目指しましょう。これは我慢してもいいけど、ここだけは何とかしたい、などの優先順位を考えておくことで土地探しがしやすくなります。

土地探しをする場合多くの方が予算から決めてしまいがちですが、家の大きさや自分の住みたい環境から選ぶということはとても大切なことです。絶対にこの場所が良いというなら話は別ですが、家や土地を理想の地域に似ている環境で探し、最後に予算と照らし合わせる、エリアずらしという方法もおすすめです。

自分の希望の環境で土地探しするための優先順位

自分が考えるライフスタイルを重要視する

こんな家にすんで、このような環境で暮らしたいという考えを持っているのであれば、その部分をしっかりと考えておきましょう。どうしても無理な場合もありますが、諦めてばかりでは自分の理想のライフスタイルを送れません。ここだけは譲れないという部分を決めておきましょう。実際に相談するときも、このような暮らしをしたいと思っていることを具体的に話せた方がどのような場所で住みたいか決めやすいし、どのようなライフスタイルを望んでいるのかが伝わりやすいです。

それを実現する家の大きさや間取りを考える

広い家に住みたい、3階建ての家にしたい、個別の部屋が欲しいなど様々な希望はあると思いますが、予算や地域によって思い通りの広さの土地が確保できるかどうかはわかりませんし、建築法などの法律によっても建てられるものが決まってきてしまう場合もあります。自分のライフスタイルに合った家を作りたいと思った場合、それが実現できるかどうかの判断も重要になってきますので、詳しい知識を持った人に相談するのがおすすめです。その場合、ただ土地探しをしてくれるだけの業者に頼るのでは無く、設計士がいて家を建てることについても相談に乗ってくれるところがいいでしょう。

実現する土地の広さを考える

土地探しの時には、最低でもどれくらいの土地が必要なのか、ということを考えておく必要があります。例えば、家を建てるだけでは無く、車を持っている方であれば、駐車場のスペースを確保する必要もあるかもしれませんし、庭が欲しいと思う方ならばある程度の広い土地が必要になってくるでしょう。自分の理想の暮らしを考えつつ、その希望通りになるためにはどれくらいの土地が必要になってくるのかということを、改めて考えておくとスムーズに土地探しができるはずです。

ライフラインや利便性を考える

どんなに土地が広くて予算通りでも駅までの距離が遠かったり、不便な場所であったりすると、暮らし始めてから住みづらいと感じてしまうかもしれません。車を持っているかどうかでも移動範囲が決まってきますし、長く住むことを考えているのであれば、将来的に高齢になっても周辺に商業施設などがあった方が便利です。また、万が一の災害時などに安全の場所かどうか、地盤がしっかりしているかということや崖の近くではないかなども考慮するといいかもしれません。

予算を考える

多くの方が重要視している予算。できるだけ安い金額で土地を買いたいという方がほとんどですが、はじめに予算を決めると、理想の環境や家を諦めてしまったり、土地にお金をかけるか、建物にかけるかで上手く計画を立てにくいと思ってしまったりする方も多いようです。予算通りの良い場所を見つけるということは難しいので、できるだけ両方を合わせて一緒に考えられると良いかもしれません。
先に家や土地、環境の希望をある程度決めて、最後に予算にあったエリアを探すということも大切です。この場合は、広いエリアを知っている不動産仲介に相談すると良いでしょう。

通勤や通学の利便性

通勤・通学の便は、日常生活を送っていく上でないがしろにすることはできません。また、交通立地の良さはそのまま地価にも関わります。加えて、バスや電車の交通網が発達している地域であれば、土地代が高くなる反面、自動車を保有しなくて済み、その購入費や維持費が抑えられるかも知れません。
日々の暮らしの中で自家用車が必須と思われる地域でも、小さな子供や学生がいる家庭では、通学手段として公共交通機関が欠かせないことも多いでしょう。そう考えると、せめて周囲にバス停があるかどうか、その始発・最終時刻は何時なのかなどは、最低限確認しておく必要があります。一方で、バスや車の往来が多いのに、見通しの悪い交差点ばかりのエリアでは、子供が交通事故に遭う危険性もあり注意が必要です。
通勤・通学に要する時間が長くなるほど、肉体的な疲労だけでなく精神的なストレスも増えると言われています。長く安心して生活を続けていくことを思えば、交通に関する利便性は、土地探しの優先順位でかなり上にくるポイントです。

病院など

家族に持病があったり、家系的にがんなどの病気のリスクがある人であったり、はたまた年齢的に自分の体調に不安を感じている人などであれば、近くに病院や薬局などの医療関連施設の有無は気になる点でしょう。出来れば内科や外科、小児科などだけでなく、歯科医や眼科医、産婦人科もあれば理想です。また、救急指定外来など夜間も稼働している病院があれば、さらに心強い味方となってくれます。もちろん、万が一の際には救急車が家の前までスムーズに入ってこられるかどうかも、合わせて確認しておくようにしましょう。
ただし、救急外来や大きな病院が近くにあった場合、時間帯に関係なく救急車のサイレンに悩まされる恐れもあるので、気をつける必要があります。
日常的に医療機関への通院を考える人や、常備薬が必要な人であれば、保険料も重要です。
正社員として企業に勤めている場合、給与に応じた社会保険料を会社と共に支払っているでしょうが、自営業の人や現役を引退した後は、一般的に国民健康保険料を支払っていく必要が生じます。
実は、この国民健康保険料の支払額は市町村によって違いがあります。その為、長い人生をその土地で暮らしていくことを考えれば、この国民健康保険料の金額差は最終的にそれなりの数字になるので、決して馬鹿にできません。条件が同じような土地でも、隣接している市町村のどちらに属するかで、国民健康保険料が大きく変わることもあり、確認しておいて損はないでしょう。
家族や自分の健康が保たれてこそ、日々の暮らしも楽しめます。健康を守る為の施設や手段の確保は、土地探しの優先順位を考える上で非常に重要なポイントです。

周辺環境

土地探しの優先順位で、周辺環境は常に上位にくるものです。人によっては、静かな土地を望む場合や、反対に繁華街から近い方が良いという場合など、その考え方や好みも違うでしょう。
しかし、やはり騒音や臭気などは、しばしば不快なものとして日常生活のストレス性を高めがちです。
例えば騒音に関して言えば、そもそもどの程度からを「騒音」と感じるのか、個人差があります。ですが、言い方を変えれば、その土地で日常的に聞こえる音が、自分にとって気にならない程度のものなのか、それとも耐えられないような騒音として感じられるのか、朝昼晩と時間帯を分けて確認しておくことが重要です。特に、仕事の都合で朝はゆっくり寝ておきたい人や、夜は早めに眠りたいという人などの場合、近くに幼稚園や小学校があったり、深夜まで営業しているお店があったりすると、思いがけない騒音に悩まされる恐れもあるので注意してください。また、生活に便利な商業地域周辺は、人通りや車の往来も多くなり、それに比例して音も大きくなるので、自分にとって納得できるバランスを考えましょう。尚、どうしても騒音が気になる場合、改めて騒音対策を家に施さなければならず、その為の工事費がかかってしまうこともあります。
騒音や臭いなど、直接的に感じる不快さ以外にも、周辺環境で考えるべきポイントはあります。その1つが、精神的な環境です。
実際、土地探しにおいて利便性を求めすぎると、住宅密集地が候補地として並ぶことも少なくありません。ですが、あまりにも人の多い土地や、ご近所づきあいが密な土地では、ただそこに暮らすだけで息苦しさや緊張感を抱いてしまう人もいます。
そのような人にとっては、一人になって緊張をほぐせるスペースや環境の有無が非常に重要となるでしょう。

防災マップ

好みの土地が見つかっても、即決するのは危険です。何故なら、そこには洪水や土砂災害など、自然災害のリスクが潜んでいる可能性があるからです。
折角、理想の家を建てられても、雨が降る度に浸水や崩落の心配をしていては、平穏な生活は望めません。そこで役に立つのが、地方自治体がインターネット上で公開している地域の「防災マップ」や「ハザードマップ」です。
また、地名に「川・水・沼」など水に関連する漢字が付いている場合、その土地は古くから洪水や津波に悩まされてきた場所である可能性もあり、気になったら確認しておくようにしてください。

まとめ

土地探しをする際は、一度だけでなく、曜日や時間を変更して何度も訪れてみるようにしましょう。出来れば晴天時と雨天時の違いを見ておくことも大切です。
人が気分や状況によって表情を変えるように、土地の様子もまた、タイミングによって大きく変わります。
もちろん、家族の意見も重要です。それぞれが実際に五感を通じて、その土地の雰囲気や環境をチェックし合うことは、自分たち家族にとっての優先順位をより明確にするだけでなく、土地探しの満足度を高める上でも欠かせません。
土地の売買を仲介する不動産業者や、その担当者がどれだけ信頼に値するものであったとしても、やはり完全に理想や希望を伝えることは不可能です。書類や資料で確認できるデータだけでなく、時には直感なども大切にしながら、家族全員での実地調査を経た上でより良い土地探しを行っていきましょう。

土地探しにおいてあきらめたものは?

土地探しには各々が立てるべき優先順位がある一方で、理想とする条件のすべてがすべて叶うわけではないという現実も考えなくてはなりません。実際に、土地探しを行った方々がどういったところを諦めてきたのかをご紹介します。

交通の利便性

駅まで徒歩数分の土地は、やはりどのエリアでも割高になりがち。土地に住むわけではなく、家に住むという大前提を忘れてはいけません。理想とするライフスタイルにもよりますが、利便性を諦めて家の快適さにお金を使ったほうが最終的には、快適に暮らせるケースも少なくありません。また、車や自転車、バスといった交通手段があるため、あえて交通の利便性は初めから捨てているという方も中にはいらっしゃいます。いずれも、あなたがどう暮らしていきたいかによって変わってくる面が大きいため、交通の利便性を優先すべきかあきらめるべきかは個人によって大きく異なってきます。

広さ

土地は坪単価が高くなればなるほどに、多少の広さの違いでも価格に大きな差が出ます。そのため、広くはないけど駅チカだし、狭い家でも環境を優先させるというライフスタイルを選ぶ方は、広さを諦める傾向にあるようです。

予算

多くの方にとって、最終的に諦めるべき部分は土地の予算になるのかもしれません。利便性や理想とする家を建てられるのであれば、多少の予算オーバーは諦めるという方は少なくありません。実際に多少の予算オーバーであれば、「後悔はしていない「納得している」などの声も多く聞かれ、一生に一度の大きな買い物であれば、お金をかけてでも納得のいく買い物をしたいという心理が働いているのかもしれません。

土地も家も両方探すなら「設計士のいる不動産仲介」がおすすめ

土地を探すということは家を探すということのスタート。まずは土地を考えなければ、と考えてしまうかもしれませんが、家のことを相談することも大切です。土地ばかりのことを考えていると、希望の家が建てられなくなってしまうこともあるかもしれません。その場合におすすめなのが、土地も家も両方見られる「設計士のいる不動産仲介」です。予算や法などあらゆる点から、希望の土地と家を探すことができます。

工務店などは地域が狭いので、広域の土地の相談ができません。もしも、決まった狭いエリアでの土地探しを希望している場合は工務店に声をかけてみるのもいいですが、広いエリアでの土地探しをしようと思っている方は、「デザイン住宅の窓口」がおすすめです。

土地探しセミナーで実際に相談してみよう

ある程度自分の理想の住宅環境が決まったら、実際に土地探しセミナーに言ってみると良いでしょう。土地探しへの知識があまり無いという方や、悩んでいることや、こんなふうにしたいけれどできるのだろうか、予算はこれでいいだろうか、などの疑問や不安を持っている方もセミナーで解決することができます。

なんとなくこのような感じがいいかなという理想をセミナーへ行くことによって明確にしていくことができますし、必要になってくる具体的な部分も知ることができます。土地探しや家探しは人によって理想があると思います。しっかりと仲介をしてくれる不動産業者に相談することで、自分に合った探し方ができるでしょう。

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